院長コラム

往療(おうりょう)って知ってます?

往療(おうりょう)って知ってます?
柔道整復師が患者さんのご自宅で施術を行うことをいいます。
医師が行うのが往診、柔道整復師が行うのが往療です。

接骨院でも健康保険を使用して往療することは可能ですが、足や腰などの骨折・脱臼・捻挫などで歩行困難であることなど、いろいろと条件が必要です。

勿論当院でも往療を行なっています。今月は下肢を骨折した高齢者のご自宅に伺いました。
怪我をしたとき、当院へ担ぎ込まれたのですが全く歩けず、当院で車椅子を貸し出しました。

患者家族も高齢のため通院は困難、自宅でもトイレに行くのも一苦労です。そこで当院が患者家族の希望もあり往療することとなりました。

(勿論骨折は医師の同意を得ています。)最近は医療機械もコンパクトになり、往療に行くのもバック片手で行けるようになりました。

そして今回使用したメイン治療器は「低出力パルス超音波」です。なんと骨癒合が約40%も短縮できるんです!

今日は柴田先生が行きました。今回は筋力低下を防止するために、患部以外の箇所の運動療法も指導したそうです。

早く良くなって、自分の足で歩けるようにしないとね〜。
最後まで読んでくれてありがとう!
櫻本